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◯7日(日)阪神競馬場に出走する穴馬 ヤマニンイグナイト [◯穴馬伝説]

☆2008年8月16日、1ヶ月前の前走500万条件を勝ち抜けて昇格戦となる西部スポニチ賞(小倉競馬場 10R芝1,800m10頭立)に挑戦してきたヤマニンイグナイト号(牡5才栗毛 和田竜二騎手)は、他の1000万条件馬のなかにこれと言って目立つ馬がいないのに単勝6番人気と人気がなかった。

 勝ち抜けたからと言って500万条件を勝つのに2年近くを要していればなおさら人気はなくなる。また、昇格初戦で勝つのはよほどの強い馬でない限り難しいことをファンはよく知っていて、その答えが人気投票によく表れていた。

 この日は5レースから本格的な雨となり馬場は不良となっていた。レースはハナを穫ったヤマニンイグナイト号が逃げ、次に2番人気のブライティアパルス号(牝3才鹿毛 藤岡康太騎手)と9番人気のショウナンサリーレ号(牝5才青毛 幸 英明騎手)が続いたが、向う正面では先頭から1頭ずつ6馬身程度間隔が開いてしまい、1番人気のアペリティフ号(セン5才鹿毛 小牧 太騎手)のいる馬群へも、さらに6馬身程度の間隔が開くという珍しい展開となった。

 直線に入り和田竜二騎手は、ヤマニンイグナイト号を馬場の良い中央に持って行くという余裕を見せるほど間隔を維持していた。後続も追い上げたが届かず1馬身1/2差でゴールし2番手のブライティアパルス号も2着に残った。ペースは6馬身引き離す時を除いて1ハロン約12秒のスローでコンスタントに逃げるという、逃げ馬にとって非常にロスの少ない乗り方をした和田竜二騎手の手腕を見せつけたレースでもあった。(単勝:1,720円)

 その後、約1年と半年間で14戦に出走したが勝ち星はなく、最近では二桁順位が続いている。その穴馬中の穴馬が3日後の阪神競馬場の第1回4日目、7日(日)の10R武庫川ステークス(芝1,600m)に3ヶ月ぶりに出走する。

 天候も渋りがちで、登録メンバーを見ても逃げ馬がなく、ハンディ戦で軽量の52kgと舞台はそろったと思いたいがどうなるでしょうか。しかも鞍上は1発屋の熊沢重文騎手、あの1991年の有馬記念で穴馬殿堂馬のダイユウサク号(牡7才鹿毛 15頭中14番人気)で優勝した騎手である。

 芝の1,600mを超スローでもっていくにはちょっと無理があるかもしれませんが、万が一の期待を込めて応援したい穴馬ではあります。
・・穴馬伝説(11) ヤマニンイグナイト・・  
 

 
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