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夏競馬は「おらっち、降級組!」予想で乗り切ろう。 [穴馬・本気馬雑感]

Ω夏競馬は7月からと高を括っていたが実際はとんでもない話らしい。
先週から番組編成が夏番組となり降級組がどさっと押し寄せてきたのだ。
あっさりと格上の実力を発揮し、紐にはとんでもない穴馬を引き連れてくる。
こうなると今までの穴馬パターンは全く通用しなくなる。亜空間予想の屋台骨が傾ぐときだ。

そこで、年度当初から決めていた夏競馬の「穴馬候補生」の休業と、特選穴馬予想の夏競馬仕様予想を、時期を早め、夏番組開始から切り替えようと思う。
恥も外聞もか殴り捨て、夏競馬は当てる競馬に徹したい。

昔のように、人気馬がころころ負け、それに変わる実力を秘めた穴馬が勝つ時代は終わったような気がする。調教師のレベルアップによる調教技術の飛躍的な向上とトレーニングセンターの充実等で、強い馬は確実に力をつけてレースに臨んでくる。穴馬が勝つとすれば、そのレースに突然本気になった実績度外視の体だけずば抜けて丈夫な馬だけだ。夏競馬は特にこの傾向が強い。

穴馬予想は前半戦、馬連、馬単はマイナスに突入してしまったが、3連単はまだプラスを維持している。
夏競馬に十分充電して、後半の秋競馬に備えたいと思っている。期待していただきたい。

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「野武士」蛯名騎手の真骨頂! [穴馬・本気馬雑感]

Ωオークス、ダービーとビックなレースを十分堪能したが、今年ほど騎手のことについてしみじみと思うことはなかったように思う。
オークスでは一番人気のハープスターで勝てなかった川田騎手、ダービーでは一番人気のイスラボニータで勝てなかった蛯名騎手、両方とも勝ちを逃したのは同じだが、騎手への評価は大きく違った。

勝てる馬で勝てなかった騎手と、勝つのは楽じゃないレースで2着にくい込んだ騎手との場外での評価は厳しいものがあった。
どちらも騎手にとって悔しさは同じだが、心の中は馬に分かってしまう程大きなものだったに違いない。

両者には17年以上の騎乗経験の差があるが、経験の少ない川田騎手には今回のオークスは過酷な試練となったようだ。そのせいか、その後のレースも踏ん切りの悪いレースが続く。

同じ負けた悔しさをダービーで味わった「野武士」蛯名騎手は、同じ日の最終レース目黒記念で8番人気のマイネルメダリストで鬱憤を即座に晴らした。
ダービーの悔しい気持ちがマイネルメダリストにも伝わったのだろう。
鞍上騎手の素直な気持ちが、馬に普段以上の闘争心を呼び起こしたのかもしれない。

アタマ差の接戦をものにした蛯名騎手の、ゴール直後のゴーグルの下に隠れた素顔は推し量るすべはないが、レースビデオで見る限り、それでも自分の不甲斐なさに怒りが収まらないように見えたのは思い過ごしだろうか。
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ハナノシンノスケ、きたー! [穴馬・本気馬雑感]

Ω「亜空間予想はこればっかりやなぁ~」「単純すぎてあほくさ!」なんていわんといてください。
当の本人はいたって真面目なんですから・・・。

というのは、先週の土曜日の京都9Rハンディ戦、六波羅特別、またまた亜空間予想の格言がピタリとはまった。

このレースで3レース以上3kg減のハンディメリットの恩恵にあずかる馬君は1番6rkのスリーカーニバル(3kg減)と4番10rkハナノシンノスケ(5kg減)の2頭だけ、こうなればもう喜んで走る馬君はハナノシンノスケで決まりだ。

レースは、今までのハナノシンノスケにはない序盤からとばす積極的な競馬で、人気の先行馬プレミアムブルー(和田竜二騎手)もびっくりのハイペース、終わってみればレコードにたったコンマ5差というスピード決着となった。

さすが、穴馬を勝たせる能力に長けた国分兄弟の国分優作騎手(兄)だ。
ハナノシンノスケも近走不振と言われながらもゼロコンマ台の走りを地道に続けていたから、決してハナから捨てる馬君ではないことがわかる。

ずいぶん前に弟国分恭介騎手が和田竜二騎手に競馬イベントでからかわれていたことがあったようだが、してやったりのライバルであり弟思いの国分優作騎手快心のレースといえる。

国分優作騎手.jpg
☆2011年、自己最高の46勝上げた年の国分優作騎手!




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しつこいようだけど、やはり斤量3kg以上軽ければ馬君は喜んで走る! [穴馬・本気馬雑感]

Ω亜空間予想ファン(多分、いると思ってはいるが・・・?)は、先週の土曜日、東京9Rのハンディ戦「陣馬特別」は獲れただろうか。

このレースで直近3戦以上、斤量が3kg以上軽い馬は7番のネヴァーハーツ(4kg減)と8番のアンバサドゥール(4kg減)の2頭だけだが、亜空間予想では7番のネヴァーハーツを穴馬候補生に推奨した。

しかし、ネヴァーハーツは馬体重16kg減で即回避レースと判断できた。
となれば喜んで走る馬君はアンバサドゥールただ1頭となる。

この馬君、メンバー中最低の14番人気で、軸馬にするには清水の舞台から飛び降りる程の勇気がいる。
だが、近走の成績を見ると勝ち馬からコンマ台の着差で走っており、それほどの怠け者(?馬)でないことが分かる。

勝ったオリジナルスマイルも6番人気で大荒れとなったが、人気薄から流すのだから同類の無印馬は蹴ってもまず問題はない。
そうすると、馬連で10枚買えばこの大穴馬券を的中させることが可能だ。

数少ないハンディ戦の中で、更に斤量3kg減以上の馬が走るレースもかなり少ない。
そんな中で、この半年間で4個レース(ハンディ戦以外も含む)も同様の決着となっている。
もうこれは狙うしかないと思っているがどうだろうか。
(参考記事:穴馬・本気馬雑感:ハンディ戦のいなし方、同その2他)


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GⅠ7連戦を前にちょっと休憩・・・。 [穴馬・本気馬雑感]

Ω今年はコパノ旋風で始まったGⅠ戦線ですが、3敗1回避の散々な結果となっている。
ここらで気分を切り替えないと、このままずるずると1年間すぎてしまいそうな気がする。

そんなこんなで、今週はちょっと頭を切り換えるためにお休みします。
そのため土曜日は予想を投稿できないのでご了承願いたい。

日曜日はなんとか競馬が出来そうです。
あまり大風呂敷を広げると恥をかきそうなのでほどほどにつぶやくこととしますが、5月からのGⅠ7連戦は脳細胞リセットの効果を十分に発揮したいと思っているので期待してください。
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スランプになったら、好調時の感覚を思い出せ! [穴馬・本気馬雑感]

Ω最近、満足な穴馬を当てていないので、初心を思い出そうと大穴を当てた時の新聞を探してみた。
埃のかぶったスクラップブックから見つけたのがこの写真、1着のダイワカレンに自信ありげな赤いインクの本命印がついている。
大穴的中.jpg

もう5年も前のことだが、東京6Rの2000m芝コース、インが若干有利なコースだ。
この時穴馬として抽出したのは4番のダイワカレン、5番ニシノアビリティ、10番カミノランナー、11番プリマティスタの4頭、当然新馬戦だから情報量も少なく、即座に有利な内側枠のダイワカレン(武士沢騎手)を軸馬にした事を記憶している。

本命の6番トップモーションと武豊騎手の14番キングスチャペルも怖かったが、このころは今と違ってまだまだ踏ん切りがよかった。穴狙いならそれに徹っするべきだと思っていた。

結果は好位追走したダイワカレンが1馬身4分の1差し切り優勝した。2着ニシノアビリティ、3着カミノランナーと思惑がズバリ的中し3連単は100万馬券となった。(的中証明書はサイドバーの的中実績欄をクリック!)

しかし最近の新馬戦は調教師さんのレベルが向上したのか、良い馬はやはりよく走るようだ。
この時のように新馬戦で荒れるレースはほとんどなくなった。

勝ったダイワカレンは8歳ながら今でも大井競馬場で気を吐いている。
地方競馬初日では7番人気で優勝し穴馬の威厳を保った。
最近のレースでは3月31日10着と冴えなかったが、2月までは好成績で頑張っている。

その時の穴馬が今も頑張っていると思うと、小生もいじけてはいられない。
荒れるレースの少なくなったこの競馬ワールドで、今後も穴馬を求めて奮闘あるのみだ。


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穴レースを攻略したいなら、まず人気馬を知ることから始めよう! [穴馬・本気馬雑感]

Ω最近の亜空間予想の穴馬は、ことごとく人気馬に蹴りを入れられ、直線では遙か彼方の先頭馬を息も絶え絶えで見送るレースが続いている。何とも情けない限りだ。

確かに、自分なりの分析で穴馬を見つけた時は、自分の類い希な鋭い感覚に酔いしれ、巷のトラックマンさえこの馬のすばらしさに気づいていないことに優越感を抱きながらレースの発走時刻を待つという、穴党ファンならではの至福の時間を味わうことが出来る。

しかし、ほとんどの場合、この胸一杯にふくらんだ風船が勢いよく天高く飛んでいくのか、はたまた萎んで人気馬の足蹴にされるかは、4コーナーの時点でほぼ決すると見て良い。

勝負したレースでいつもゴールまで良い気分でいるためには、自分の選んだ穴馬が実力馬に耐えうる馬か十分見極めることが大切だ。

とかく穴馬が決まると、その馬の良いとこばかりが頭に浮かんで、人気馬の実力を正確に判断する眼力を失いがちになる。兎に角、穴馬を狙う時は十分気をつけたい点だ。

穴馬の場合、ワンポイントの優位ではまず勝てないと思った方が良い。人気馬との実績差があるなら、2ポイント以上の優位点がなければ難しい。ない場合はこの穴馬をあきらめるか、人気馬を軸に流した方が遙かに的中率は向上する。

最近の亜空間予想の不調はレース選択の悪さもあるが、一番の問題は穴馬の過大評価に気づかなかったところにありそうだ。これからも初心を忘れず厳しい目で穴馬を評価していきたい。
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連に絡む昇級初戦馬の穴馬とは? [穴馬・本気馬雑感]

Ω昇級初戦の穴馬の取り捨てにはいつも悩んでいる。
実力馬や血統馬の場合は、たいがいはたやすく乗り越えられるが、穴馬の場合はそう簡単ではない。

そんな昇級初戦の馬の活躍が、先週の競馬で5頭ばかり目についた。
土曜日では阪神12Rサイモンガーランド(1着・6rk・酒井学騎手)、中京11Rマーティンボロ(1着・10rk・バルジュー騎手)、
日曜日では中山9Rアルベルトバローズ(1着・4rk・北村宏司騎手)、中山11Rケイアイエレガント(2着・12rk・吉田豊騎手)、中京10Rコーリンベリー(1着・9rk・松山弘平騎手)という具合だ。
人気馬も入れるともっと多くなる。

当然、勝てなかった馬はこの馬以上に多いのだが、勝った馬でどの馬にでも言えることは、短期間に昇級しているか、または、今までに僅差の良いレースをしてきているかと言うことだ。

しかし残念ながらこれだけでは軸馬にするにはちょっと勇気がいる。
これにプラスアルファのメリットが見つけられれば心強い。
例えば、サイモンガーランドなら阪神コース好成績、マーティンボロは唯一馬柱4レースで斤量3kg減のメリット、アルベルトバローズはインが若干有利なコース、ケイアイエレガントは騎手相性抜群、コーリンベリーは逃げる同型馬が休養明けの為先手取りやすい・・・等。

ちょっと結果論的なこじつけの観もないではないが、ケースバイケースでどのポイントが最大限の効果をもたらすか見極めるのも、穴馬攻略のテクニックを磨くのに役立つはずだ。
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ハンディ戦のいなし方・その2! [穴馬・本気馬雑感]

Ωまたまたハンディ戦が荒れた。
愛知杯の時も軽量ハンディ馬が活躍したことをこのコーナーで記事にしたが、今回の小倉競馬11R周防灘特別でも軽量ハンディ馬によって大きく荒れた。

優勝したのはジャベリン(牡6歳栗)で前走までダートで活躍していた馬君、昇級初戦が芝初挑戦で中谷雄太騎手も初騎乗という初ずくめのめでたい勝利となった。
初ずくめで勝つのは容易じゃないと思うが、馬の能力を最大限に引き出した、あたりの柔らかい中谷雄太騎手の好騎乗も目立った。

このハンディレースの全17頭を見てみると、直近3戦以上ハンディ差3kg以上となる馬は、勝った1番のジャベリン(3kg差)、2着の7番ユキノラムセス(6kg差)、3着の8番アドマイヤクーガー(3kg差)の3頭のみである。

残りの馬は2kg差以下か、1~2戦だけ3kg差の馬ばかりだ。
なんと驚いたことに、100万円3連単もこの3頭ボックスで獲れてしまう。

これで亜空間予想の格言の一つである「ハンディ差4kg以上あればどんな馬でも喜んで走る。」が証明された形となった。
しかし、この方法がこれからもハンディ戦で役に立つかというとそれほど世間は甘くないだろう。
そこで思い出して欲しいのが、亜空間予想が再三再四、口を酸っぱくして言っているのが「ダートで好走した芝替わりの馬は要注意」という格言だ。

このレースで芝替わりの馬は2頭いるがハンディも恵まれているのは1番のジャベリンだけだ。
結局、最終的に2点のプラスメリットでこの馬を軸馬にするという判断が容易にできる。
軸馬が正解ならほぼ的中を手中にしたといってよい。

特にこのレースの場合恵まれた点は、上位人気馬も昇級初戦だったことだ。
普通なら昇級戦はマイナスメリットだが、このレースの場合人気馬も昇級初戦であるため、それほどマイナスメリットにならなかったのが幸いしたのかも知れない。

これからはこの方法で一度ハンディ戦に挑戦してもらいたい。
コースも中央よりも、紛れのある地方コースの方が可能性が高いと言えそうだ。

話の最後に一つぼやきたいのだけれど、毎度、毎度、レース前に気づかないのが悔やまれる。
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コパノリッキーには他馬に劣らぬ才能が一つだけあった。 [穴馬・本気馬雑感]

ΩGⅠ史上2番目の単勝高額配当(27,210円)となった第31回フェブラリーステークス、優勝したのはDr.コパこと小林祥晃氏所有の殿人気13番コパノリッキー(牡4栗)だ。

走破タイムは平均より若干遅めのペースだが、この直線の長い東京コースで決して逃げ切れるペースではない。
先頭のエーシントップが早々と失速したのを見ても分かる。
マイペースがモットーの田辺裕信騎手の手綱捌きで、好位2番手という同馬にとって絶好の位置をキープしながら直線入り口で先頭に躍り出た。
誰しも猛追するホッコータルマエの餌食と思っていたのが、ゴールまで自己ベストの上がりタイムで逃げてしまったのだ。

穴馬予想でありながら△印さえつけられなかった事に何とも情けない思いでいっぱいだが、一般的にはコパノリッキーに初騎乗だった田辺騎手との相性が良かったに違いないとか、最後の16番枠に抽選で入れた幸運のせいとかよく言われるが、穴馬を予想する際にはほとんど重要視しにくい要素といえる。

競馬ファンの中には第31回だから13番が来ると思って投票した人もいるだろうが、こういうのは毎回同じやり方をしていないとなかなか恩恵にあずからない。

しかしよくよくコパノリッキーについて調べてみると、他馬に決して見劣らない能力が見えてきた。
この馬、まだ4歳だが、この時期兎に角よく走る。
当該月2月前後の3ヶ月間の勝利数を調べると、ホッコータルマエ4勝、コパノリッキー3勝、ノーザンリバー3勝(今回4着)で残りの馬は2勝以下である。(最初の新馬戦等は個体差が大きいので除いてある。)
この時期の出走数の少ない馬については、調子が悪いか成績が思わしくないため出走回数が少ないと判断して問題ないが、出走数が多くて勝利数が少ないのは問題外だ。

GⅠ戦線に出走する馬は、殿人気といえども今まで激しい競争を勝ち抜いてきた強者達だ。
ほんの一つのプラスポイントで勝利をものにすることは無謀なことでも不思議なことでも何でもない。
持ちタイムがなくてもトップに首を並べることの出来る展開の魔力、それに馬が走る気になる鞍上の相性が加われば穴馬が勝つのは決して難しくないことだといえる。

話の最後に・・・、馬主のDr.コパ氏は氏は風水を信じ自然を愛する人、田辺裕信騎手は自然体でマイペース、コパノリッキーはというとラテン音楽を聴くノー天気な馬君らしい。







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