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人気度と人気指数の違いは? [穴馬・本気馬雑感]

Ω今や競馬予想には何とか指数がなくてはならないような人気ぶりだが、穴馬狙いにとってはあまりありがたいデータとは思えない気がする。
当然指数は総合評価だから、普段見逃しがちな馬の滞在能力等も加味されて指数化されるいると見ているが、個々の馬の能力を比較したり、馬の構成メンバーから生じるレース展開の適正を判断するには多少無理がある。

そこで穴党に重宝なのが、馬柱表で馬につけられている人気印マークを複数紙合算した人気度だ。
穴馬といえば当然人気度の低い馬のことで、人気印からいうと、専門誌やスポーツ紙でおなじみの△や無印の馬を指す。

しかし、難点は番組表ではこれらの馬がほとんどということだ。しかも穴レースは全体の2割程度に満たない。(正確に計算したわけでないが多分・・)
全て狙ったのでは採算が取れないのは目に見えている。

もし、この穴馬を3分の1以上消すことが出来たら、穴レースの的中率は飛躍的に向上するはずだ。
以前も人気度の記事で人気印同数馬同士の比較は容易だということを書いたが、もう一つおもしろい特徴がある。

人気印△同数3頭以下はその内の1頭が券内に来ることが多いが、4頭は全頭消去可能なことが多いということだ。しかし無印馬についてはこれは当てはまらないので気をつけたい。

例えば先日のジャパンCダートは、3頭パターン(意外と実績数多い)として分析したために亜空間予想では不的中となったが、このレースの4頭パターンのケースは意外と少ないため、検証実績も少なくまだまだ不確定要素は多い。

このレースでは無印馬は3、10、13、18の内、総合評価で10番抽出、残りは消去。
△1個馬は9、11で9番抽出、残りは消去。
△2個馬は2、5、7、15の4頭で消去可能。
(このケースは同日の阪神9Rでも出現した。「1、4、5、7の△2個馬、4頭消去可能」)

この様に穴馬を分類整理し消去すると、自ずから券内に来る馬は見えてくるようになる。
しかし課題は多い。人気度は出版元によって構成員が異なることから微妙な差があることと、それぞれのデータの大量のパターン分析が必要なことだ。
また、このようなルールは当然絶対ということはなく、7から8割方の正解率であれば御の字で、ある程度のところで納得するしかない。マッコト穴馬を見つけるのは楽ではない。

これらは穴馬を見つける一つの方法だが、こうしておいしい穴馬を見つけても、順当か荒れるか大局観が間違っているのでは問題にならない。
やはり勝利の決め手はレース展開を読む大局観にありそうだ。





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