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リアライズキボンヌが勝てたのは? [穴馬・本気馬雑感]

Ω先週の中山競馬11RアレキサンドライトSは、10番人気の穴馬、リアライズキボンヌがスローペースを好位先行し4角から逃げ切り、松岡正海騎手の作戦どおりに快勝した。

このレース、下馬評はスロー展開だったから、松岡騎手の考えが事前に分かっていたら苦労はなかったが、事前に予想する方はそうは問屋が卸さない。
しかし、このレースはハンディ戦でありながら大幅な変動のある馬は見あたらない。このことからあまり実力差がないということが分かる。

”どんな馬でも喜んで走る”というハンディ4kg差以上は8番のジョウノボヘミアンしかいないが、8歳では勝つまでは難しい。
全16頭の中から、他に亜空間予想の嫌うダート替わり馬とリスクの大きい昇級初戦馬を除くと1、2、6、8、9、11の6頭が消去できる。

次に、馬柱で大いに参考になるデータが着差のタイム差だ。当然タイム差が少ない方が力があると見て良いが、1着と2着以下では実力比較の上で大きな差があると見て良い。特に近走3~5戦の馬柱で判断する。

亜空間予想では同格レースではコンマ1秒までなら2,3着でも優勝馬と同等の力があると判断しているが、コンマ2秒以上ではいくら2着でも大きな実力差があると、デスク上の成績比較の物差しとしている。
この時、馬場状態を現状と合わせることが大切だ。着差タイムが良くても異なった馬場の時は除外する必要がある。7、13番除外。

このことを考慮すると14番のユーロビートだけが一番強く、残りはほぼ互角とこの時点で判断できる。
残った馬の力量が互角なら、スロー展開のこのレースでは後ろから行く馬はまずとどかない。
10、12、15、16番を消去して、最終的に残った馬は3、4、5、14番となる。

この4頭から勝てる馬を捜すのは決して難しくない。普通に総合的評価で判断をすれば5番のリアライズキボンヌが一番勝てる馬と探し当てることは競馬ファンなら容易に出来る。

当然、松岡騎手も展開の助けがあれば勝てる馬と踏んでいたわけで、ワンチャンスをものの見事にゲットし、馬名の如くリアライズキボンヌも欲しかったこの1勝をきっちりものにしたということになる。

Ωちょっと古いですが松岡騎手の写真がありました。
☆松岡騎手と良いコンビの優勝したバーディバーディ(園田競馬場2010)
松岡正海1.jpg
松岡正海2.jpg
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