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やっぱり来たタガノグーフォ! [穴馬・本気馬雑感]

Ω軽視できない穴馬のプラスの要素として上がりタイムの良さと軽量ハンディがあるが、これに厩舎情報、トラックマンの本命印のトータル4ポイントプラス要素が重なればこの馬は「買い」ということを、以前このコーナーで記事にしたことがある。

しかし、厩舎情報やトラックマンの本命印はあくまで人が本当に知り得ていない馬のことについて主観的に評価しただけのことで、100%信頼するにはちょっと頼りないところがある。
その点、斤量格差と上がりタイムは実際にその馬を評価する絶対的なプラス要素として働き、人気薄の馬から穴馬を見つけ出す重要なファクターとなり得る。

先週の京都競馬第9Rの宇治川特別(ハンディ戦)は、まさにこのような要素が有利に働いた典型的なパターンとなった。
4番のタガノグーフォはCデムーロ騎手の的確な手綱捌きで、好位から直線で抜け出し、まだ脚を余した状態で2着を1馬身以上の差をつけて快勝した。

タガノグーフォは一番人気のマカハと同じ昇級2戦目だったが、最速上がりでしかもトップからコンマ2秒という成績は、6着という着順を度外視しても決して見劣らない実力といえる。
しかもここはハンディ戦で、どんな馬でも喜んで走る4kg差とまでは行かないが、このメンバーでの3kg減の斤量差は勝てる要素として十分なものだ。

下馬評で7~8番人気だったタガノグーフォが最終的には4番人気に人気を上げてきたのも、人気がない割に優位な条件ということが、意外と競馬ファンによく理解できた結果なのかもしれない。

しかし、このような明快なレースばかりでないのが競馬というもの。森羅万象が絡み合って生まれるドラマを事前に推理する競馬の奥の深さ、まさにこれがスポーツオブキングスなのだろう。

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